今年の正月、久しぶりにニセコに2泊3日で滑りに行ってきた。
学生の頃、毎年2週間くらいは籠って滑っていた。今から10年も前の話。
久しぶりのニセコは、外国人によるバブルを経験し、立ち並ぶ建物はほとんど一新されてた…。
地元の人の話だと、正月スキー場はそれほど混んでいなかったが、正月明けとともに外国人観光客で混み始めたのだそうだ。確かに、飲みに行ったバーでも、40人くらいのお客さんがいたけど、日本人は僕と連れの二人だけだった。
ということは、国内の人はお正月休みでも動かず、休みの長い外国人のみがニセコを満喫しに集まってきているということ。
いつからそうなったんだろう…。
そうなったというのは、日本人が外に出掛けなくなったということ。
不況のせい?
ライフスタイルの変化?
休みが短い?
ニセコの自然、とくに積雪量とその雪質は行った人にしかわからない。
少なくともニセコにバブルをもたらしたオーストラリア人には、そのすばらしさが響いたんだろう。わざわざ来ちゃうんだから。カナダ人やアメリカ人もけっこういるようだ。
もしかしたら、今の日本人には自然の厳しさを逆に楽しむみたいな感覚が薄れてきているのかもしれない。実際、バブル前のニセコは盛り上がっていなかったもんなぁ…。
寒いし、いつも雪が降ってるし、道は滑るし…確かにいろいろ大変だけど、それが楽しいのにな。
ちなみに英語で“横乗り”は、“Standing Sideways”。
滑り続けよう。