代々木上原にあったお花屋さん、The Little Shop of Flowersが原宿にお店を移すことに。
昔の店舗で使っていた扉や棚板、壁までを再利用しながら、小屋とお店を作り込みました。
この小屋は、もともと雑誌『spectator』のために作った小屋だった。
https://www.slopeworks.net/portfolio/spectator-10th-anniversary-exhibition-little-box/
それが、巡り巡って、The Little Shop of Flowersへ。
原宿とは思えない緑溢れる家のお庭に、お花屋さんとしてようやく落ち着きそうです。
小屋をアップデートしたのは3回目、移設したのは5回。
こういう作りのいいところは、どんどん手を加えられること。
今の家は、住む人がほとんど手を加えられないような作りになってしまっている。
確かに一番始めの完成度は高いかもしれない…。
でも、必要な機能、好きなテイストは時間とともに変わっていくのが普通だと思うんです。
もっというと、あらゆる機能や状況を考慮して、初めから、住む人にとっての一番いい家なんて作れるわけないと思うんです。
なので、空間、特に長く使う住宅なんかは、アップデートできる余地が残されているべきなのでは…
そして、住む人自身が、もっと自分の家をいじるようになれば、日本の住環境も変わってくるのかもしれませんね。
花も小屋も素敵なので、ぜひ。
The Little Shop of Flowers
http://www.thelittleshopofflowers.jp/archives/3890